２月１６日（木曜）に一の宮保健センター２階において「阿蘇市、熊本保健科学大学及び熊本県立阿蘇中央高等学校との包括連携に関する協定書」の締結式を行いました。
令和５年度に、阿蘇中央高等学校の生徒および熊本保健科学大学の学生が阿蘇市の高齢者を対象に地域問題の一つである高齢者の健康寿命の延伸の取り組みとして、参加された高齢者に体力測定を実施し現在の体力を維持・向上するためのアドバイスを行います。この事業を通した関わりが、医療・介護の実践的な学びを得ることに繋がり、地域の健康を支える人材を育てます。また、高校生や大学生といった世代の異なる地域住民との交流が地域活性化の一つの契機になることを期待しています。
協定締結式当日に参加された高校生のコメントをいただいています。
- 「阿蘇市役所や熊本保健科学大学の方々との連携で実践的な学びをし、連携の場で得た情報や知識を、祖父母や身近な高齢者の方々の健康寿命の延伸に役立てられるようにしたいと思います。また、その活動を通して世代間の交流が阿蘇地域全体の活性化に繋がるように楽しみながら積極的に活動していきたいです。」
熊本県立阿蘇中央高等学校 1年 普通科1組
松田 早生（まつだ さき）
- 「今回の事業に期待することは、地域の高齢者の方々の健康寿命を少しでも伸ばすきっかけを作ることです。なぜ要介護状態に陥ってしまうのかということや、どうしたら予防できるかなどをしっかりと伝えていきたいです。また、この事業に関わっていく私たち高校生は、これからの世の中でどの様なことが大事になってくるかを見出し、今後の社会生活に活かすことが出来るような取り組みをしていきたいです。」
熊本県立阿蘇中央高等学校 1年 普通科1組
嶋田 聖也（しまだ まさや）