熊本を代表する古墳群「中通古墳群」。今年はその中で最大の古墳「長目塚古墳」が発掘調査されて70周年。古墳群全体が熊本県の史跡に指定されて60周年となります。
そして、今年3月には70年前の発掘で発見された出土品が熊本県重要文化財に指定されました。これらを記念し、阿蘇の歴史・考古学研究に携わる研究者を集めて長目塚古墳のこれまでとこれからを考えるシンポジウムを開催します。
日時
令和元年12月14日(土曜)午前10時(開始)から午後4時10分(終了予定)
会場
阿蘇市農村環境改善センター(阿蘇市内牧976-2)
参加費
無料
主催
阿蘇市教育委員会、共催:熊本大学
シンポジウム内容
【基調講演】
- 『弥生時代から古墳時代における鉄器生産と阿蘇』村上恭通氏(愛媛大学社会共創学部教授)
【報告】
- 『中通古墳群と阿蘇の古墳時代』杉井健氏(熊本大学文学部准教授)
- 『長目塚古墳出土品の価値と意義』木村龍生氏(熊本県教育庁教育総務局文化課参事)
- 『長目塚古墳発掘調査の経緯』宮本利邦氏(阿蘇市教育委員会教育部教育課主任)
- 『幕末人が見た古墳からの出土刀』池浦秀隆氏(宗教法人阿蘇神社権禰宜)
【パネルディスカッション】
- 『中通古墳群を考える』
- コーディネーター:田中裕介氏(別府大学文学部教授)
- パネラー:各報告者
スケジュールの詳細は添付のチラシをご覧ください。
中通古墳群シンポジウムチラシ[2.3MB]
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