火口内への遊覧ヘリ墜落事故に際して

1月20日(火)、阿蘇中岳第一火口内で発生しました遊覧ヘリコプターの墜落事故に際し、非常に大きな衝撃を受けますとともに、未だ、搭乗されておりました操縦士1名と2名の台湾籍の観光客の安否は確認できておらず、一刻も早い発見と救助を願っております。

墜落現場は火口内壁の北東側、急斜面であり、氷点下と寒風も吹き荒れる厳しい気象状況、また、足場も悪く、有毒な火山ガス(SO₂)も発生するなど、極めて困難な状況の中での捜索・救助活動であり、現在、阿蘇広域消防本部、熊本県警、熊本県、気象庁などの関係機関の方々が、あらゆる手段での早期発見と救助に向け、懸命の活動を進められております。

救助機関の皆さま方には、改めて敬意を表しますとともに、二次災害が起きないこと、また、3名の方々の早期発見を強く願っております。

阿蘇市、阿蘇火山防災会議協議会と致しましても、救助活動に全面的に協力をさせていただきますとともに、当面の間は、捜索・救助活動を最優先とし、山上広場までは行くことはできますものの、火口見学については規制をさせていただきます。火口見学を楽しみにされていた観光客の皆さま方、関係者の方々には、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

令和8年1月

阿蘇火山防災協議会
会長 阿蘇市長 松嶋和子