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基金の趣旨寄付金の使い道税の優遇制度運用状況基金の管理

ASO環境共生基金事業がスタート!

全国より多くの個人・企業・団体様より阿蘇市ASO環境共生基金にご寄付を賜り大変ありがとうございました。
おかげさまをもちまして、平成21年度より皆様から頂戴しました浄財を活用し事業を始めることができました。心よりお礼申し上げます。
事業につきましては、自然環境の専門家で構成する基金運用委員会において、阿蘇の自然環境の維持・保全に有効な事業をご検討いただき、次の3つの事業を実施いたしております。
1.未来を担う子どもたちを中心にした環境教育事業 
2.阿蘇に自生する貴重な希少野生植物の保護事業 
3.「火の国熊本」のシンボルである阿蘇山上の草原再生等事業

今後も阿蘇の自然を守り育て、後世へと引き継ぐために一生懸命努力してまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 

子どもたちへの環境教育
(1)自然観察・学習会(毎年度継続)

 未来を担う子どもたちに阿蘇の自然がもつ貴重さ素晴らしさを教え、自然環境保護の意識を醸成するため、自然の中で自分の目で見て触れて感じてもらおうと、自然観察・学習会を開催しました。
 参加者85人が10班に分かれて阿蘇五岳の一つで旧火山の杵島岳(1321m)に登山開始。同行した講師から各ポイントで阿蘇火山の成り立ちや地質、自生する野生植物、関連する神話や民話などについて説明を受け、子どもたちは熱心に聞き入っていました。また、山頂からの雄大な自然景観を見て阿蘇の自然の素晴らしさを感じてもらうことができました。
 下山後は、阿蘇火山博物館でカルデラのできるメカニズムの実験や展示物を教材に火山や地質などについて学びました。今後も内容を充実しながら継続して開催してまいります。
【期 日】平成21年10月24日(土曜日)
【場 所】杵島岳(1321m)・阿蘇火山博物館
【講 師】阿蘇火山博物館学芸員・阿蘇インタープリター・阿蘇の自然を愛護する会・阿蘇地区パークボランティア・自然公園指導員
【21年度事業費】221千円
【参加者の声】
○植物の事、火山の事、土の事、いろんな話をしながら専門家の方と一緒に登っていただき大変勉強になりました。
○火山のこと、地形、火山石(スコリア)など、いろいろと教え頂きました。また景色についてもいろんなポイントで堪能することができました。高山植物や虫のことまで、1つ1つ丁寧に教えていただきました。好奇心一杯でした。放牧牛の糞の中身をつついたりして珍しい虫を探したりもしていました。
○とてもいい内容だったと思います。自然の素晴らしさ、美しさ、厳しさ、いろいろ気づかせてくれるものがあります。

○山登りや博物館で見たり聞いたり触れたりした事がすごく楽しかった。

(2)阿蘇の草原学習(平成21年〜22年度)
 阿蘇五岳の麓、外輪山に広がる日本一広大な草原は、阿蘇の代表的な風景でもあり、阿蘇に自生する希少な動植物の生息地でもあります。阿蘇の草原は「千年の草原」とも言われ、有史以降、長い年月にわたり「放牧」「採草」「野焼き」など、農畜産業の営みにより維持されてきました。しかしながら、畜産業の低迷、後継者不足や兼業化などにより、その維持と保全が困難となり、草原の面積も減少しています。このことから、子どもたちに阿蘇の草原について学んでもらい、将来の担い手を育てようと阿蘇草原再生協議会と連携し小学校での学習を進めています。
 今年度は30時間でプログラムを構成し、子どもたちが畜産農家などの話しを聞き、草原での体験活動を通じて自ら興味関心をもち、課題をもって学ぶ探求活動の形式で実施しています。学期末には学習の成果を発表します。
【期 間】平成21年9月〜平成23年3月
【場 所】阿蘇市立碧水小学校
【対象者】6年生
【21年度事業費】67千円


 
希少野生植物の保護事業

 阿蘇には、古い時代に大陸から南下してきたと考えられる大陸系遺存植物など、阿蘇だけに見られる貴重な植物が豊富に生息していますが、畜産業の低迷により生育地である草原の減少などによって、種の減少や絶滅の危機に瀕しています。
このことから、種の絶滅の回避と次代を担う子どもたちの環境教育を兼ねて、10月から市内4小学校で希少植物の栽培を実施しています。
 阿蘇の自然を愛護する会の協力で、子どもたちに阿蘇に自生する希少植物、その自生を脅かす外来種に関する講話のあと、アソノコギリソウ、ヤマホトトギス、カワラナデシコなど各校14種の希少植物の種を約1000個のポットに植えました。芽が出る来年の春には学校の花壇へ定植し、その後は各学校で環境教育に活用します。
 また、「阿蘇の自然を愛護する会」と連携し、国立阿蘇青少年交流の家野草園においても同様の事業を実施し、環境教育の場となるよう整備を続けています。
【実施校・参加児童数】阿蘇市立宮地小学校・碧水小学校・阿蘇西小学校・坂梨小学校の315人
【21年度事業費】375千円
【播種実施種】

No

野 草 名

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野 草 名

No

野 草 名

1 アソノコギリソウ 9 ハナシノブ 17 トチバニンジン
2 オオバギボウシ 10 ハンカイソウ 18 ナルコユリ
3 オミナエシ 11 ヒオウギ 19 ノギラン
4 カワラナデシコ 12 ヒゴタイ 20 ノハナショウブ
5 シライトソウ 13 ヒロハトラノオ 21 ヤマホトトギス
6 タムラソウ 14 マツムシソウ 22 ユウスゲ
7 チダケサシ 15 マツモトセンノウ 23 キキョウ
8 ツクシクガイソウ 16 ヤツシロソウ    


 
阿蘇山上の草原再生事業等

 阿蘇山上一帯には、「火の国熊本」のシンボルである中岳火口や美しい草千里など、阿蘇の代名詞とも言える自然景観があり、国内外から多くの人が訪れます。 
 しかしながら、野焼きが滞り荒れた草原、手入れされない山林などがあり、自然景観を損ねるだけでなく、そこに自生する希少野生植物の生育にも影響を与えています。
 このことから、全体で3haの草原再生を計画し、10月から自然景観の改善を優先に阿蘇火山博物館北側のスギ林1haを伐採し再生に取り組んでいます。
 伐採後は草千里、中岳火口などがスッキリと見えるようになり、展望所から360度のパノラマが楽しめるようになりました。また、林の中に埋もれていた遊歩道からも景色が楽しめるようになりました。
【実施面積】1 ha ※平成21年度分
【21年度事業費】1,700千円

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