火口周辺のみどころ

草千里ヶ浜

もともとは浅い円形の二重式の火口で、現在は直径1kmの円形の草原が広がっています。中央部に高さ約50mの小丘があり東西に池があります。池は時期により干上がることもありますが、解放された馬の格好の水飲み場となっており、その情景は阿蘇の風物詩のひとつです。
平成25年には国の名勝及び天然記念物に指定されました。

 

※放牧中の馬は危険です!

草千里では、皆様の安全のため、以下の禁止事項を設けております。

馬は大きく力強い動物であり、予期せぬ動きをすることがあります。以下の点に十分ご注意ください。

1.馬に近づかないでください
 馬に触れたり、近づきすぎることは非常に危険です。絶対に触れないよ うにしてください。

2.急な動きや大きな声を出さないでください
 馬は驚きやすい動物です。急な動きや大きな声で驚かせないようにしてください。

3.餌を与えないでください
 馬に餌を与えることは禁止されています。馬の健康を守るため、餌やりは行わないでください。

皆様の安全と馬の健康を守るため、上記の禁止事項を厳守してください。ご協力に感謝いたします。

砂千里ヶ浜

阿蘇中岳火口の南東部に位置する古い火口跡。草千里ヶ浜とは対照的に植生がほとんどなく、荒々しい岩肌と黒い砂浜が広がり、地球以外の星にいるような感じを受けさせます。
火口周辺の立入規制が行われている場合、砂千里ヶ浜にも立ち入ることができません。

米塚

杵島岳の懐にある標高954mの緑に覆われた小山ですが、これもかつて噴火してできた阿蘇の火山です。鉢を伏せたような美しい形で山頂がすり鉢状にくぼんでおり、阿蘇の神々が米を積み上げて作ったという伝説が残っています。
平成25年には国の名勝及び天然記念物に指定されました。

草千里展望所

南側は緑豊かな草千里、東側に噴煙をあげる中岳が目の前です。北側には阿蘇谷の田園地帯と北外輪山、西を望むと立野火口瀬から熊本平野が広がり、阿蘇の周辺を360度一望できます。また晴天の日には、遠く金峰山の奥に広がる有明海と雲仙普賢岳まで望めます。

  • 経済部 観光課
  • 電話 0967-22-3174