セアカゴケグモなどにご注意ください

セアカコケグモセアカゴケグモ

セアカコケグモセアカゴケグモ(腹面)

 「セアカゴケグモ」「ハイイロゴケグモ」は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき特定外来生物に指定されています。
現在、九州全県の公園や側溝等で確認されており、どの場所においても生息している可能性がありますのでご注意ください。

1.特徴

セアカゴケグモ
メスが毒を持っているので咬まれると健康被害を起こす場合があります。ただし、おとなしい性格のため、こちらから捕まえたり触ったりしなければ咬まれることはありません。
メスの体長は約1センチ、オスはメスの半分以下の大きさで毒は持っていません。全体的に黒色で、腹部は玉のように丸く、背面の中央部分に赤い模様がついています。
側溝や壁の割れ目、エアコンの室外機の裏や自販機の下などに生息しており、巣の形は、いわゆるきれいなクモの巣の形ではなく、不定形であり、綿ぼこりのように見えるものもあります。
卵のうの中には約100個の卵が入っていて、その卵は約20日でふ化するため、成体とともに卵のうも駆除しないとどんどん増えてしまいます。

ハイイロゴケグモ
セアカゴケグモ同様の大きさですが、体色は茶、灰、黒色と個体差があります。腹部の背面に縁取りのある赤褐色の斑紋、腹面に赤色の斑紋があることが大きな特徴です。

2.咬傷被害を防ぐ

咬傷被害を防ぐために次のことに注意してください。

  • 外での作業は軍手など厚手の手袋を着用しましょう。
  • 屋外に置いてある靴やサンダル等は、中に潜んでいないか確認をしてから履きましょう。
  • 側溝などの隙間に手を入れないようにしましょう。
  • 普段から生息しそうな場所に注意し、家の周りの掃除や整理整頓に努め、生息しにくい環境を作りましょう。
  • 見つけた場合は、絶対に素手で触らないようにしましょう。

3.咬まれた時の症状

咬まれた時は次のような症状が出ることがあります。

  • 針で刺したような痛みがある。
  • 咬まれた部分が赤く腫れる。
  • 時間が経つにつれて、痛みが全身に広がっていく。
  • 発熱・吐き気・頭痛等。
  • 数時間から数日で症状は軽減するが、高齢者や子どもは症状が重くなる場合がある。
  • 日本ではセアカゴケグモの毒で死亡した例はありません。

4.咬まれた時の対処

咬まれてしまったら、次のような対処をしてください。

  • 咬まれた部分を水でよく洗い流し、できるだけ早く医療機関を受診してください。
  • 受診の際は、駆除したクモを持参すると適切な治療につながります。
  • 重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。

5.駆除方法

駆除については、絶対に素手で触らないようにしてください。

成体

  • 軍手などの厚手の手袋を着用し、素手で触らないようにしてください。
  • 市販のゴキブリ、ハエ、カなどに使用されている、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤)を吹きかけてください。
  • 手元に殺虫剤がない場合は、靴を履いた状態で踏みつぶしてください。
  • 死んだふりをするので、確実に駆除してください。
  • 駆除した後はゴミとして処分してください。

卵のう

  • 割りばしなどでつまんで、ポリ袋等に入れてから、市販の家庭用殺虫剤を吹きかけた後、袋ごと踏みつぶしてください。
  • 卵のうは殺虫剤が効きにくいので、ゴミ袋内でふ化しないように、確実に駆除してください。
  • 駆除した後はゴミとして処分してください。

6.発見したら

関係機関にご連絡ください。また、みつけても素手で捕まえたり、さわらないようにしてください。

詳しくは「環境省九州地方環境事務所」のホームページをご覧ください。

【関係機関】

阿蘇地域振興局林務課
電話:0967‐22‐2312

熊本県環境生活部環境局自然保護課
電話:096‐333‐2274

環境省九州地方環境事務所野生生物課
電話:096‐322‐2413 

  • 市民部 市民課
  • 電話 0967-22-3135