ロシアによるウクライナへの侵攻を非難する決議

阿蘇市議会は、令和4年3月15日の本会議において、「ロシアによるウクライナへの侵攻を非難する決議」を全会一致で可決しました。

去る2月24日、ロシアは国際社会の度重なる警告を無視して、隣国ウクライナへの本格的な軍事進攻を開始した。攻撃はウクライナ全土に及んでおり、一般市民を含む多くの死傷者が出ている。

今回のロシアの行動は、ウクライナの主権を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反であり、国連憲章の重大な違反である。

力による一方的な現状変更は断じて認められない。この事態は、欧州にとどまらず、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがしかねない極めて深刻なものである。

ここに本市議会は、ロシアによる軍事侵略に対し、最も強い言葉で非難するとともに、即時に攻撃停止と部隊の完全撤収を強く求める。

政府においては、現地在留邦人の安全確認に全力を尽くすとともに、国際社会と緊密に連携し、毅然たる態度でロシアに対して、制裁を含む迅速かつ厳格な対応を行うよう強く要請する。

以上、決議する。

令和4年3月15日

阿 蘇 市 議 会

  • 議会事務局
  • 電話 0967-22-3279