阿蘇市では、在宅での自立した生活を支援するため、介護保険によるサービスのほか、市に住民登録のある高齢者及びその家族等を対象に以下のサービスを提供しています。
食の自立支援事業
栄養改善が必要な高齢者に対し、食の自立の観点から、適切な食関連サービスの利用調整を行い、栄養バランスのとれた食事を定期的に提供するとともに、安否確認を行います。
対象者:おおむね65歳以上のひとり暮らし、高齢者のみの世帯またはそれに準ずる世帯に属する高齢者並びに身体障がい者で、サービスを利用することが適切であると市が認める方。
配食内容:月曜・水曜・金曜の夕食。
(注)食材料費及び調理費相当分は利用者負担となりますが、市民税非課税の方に対しては市が1食につき450円(特別食の場合は550円)を負担します。
高齢者安心ネットワーク体制整備事業
ひとり暮らしの高齢者等に緊急通報装置(ボタンを押すだけで緊急通報受信センターへ通報できる機器)を貸与し、緊急時に24時間対応可能な体制を整備します。
対象者:65歳以上のひとり暮らしまたは高齢者のみの世帯の方で、心身の状況等により緊急時の対応が必要な方等。
利用者負担:下表のとおり(利用する機種、世帯の市民税課税状況により変動します)。
非課税世帯 | 課税世帯 | ||
BOX型 | ペンダントなし | 680円/月 | 1,365円/月 |
ペンダントあり | 780円/月 | 1,575円/月 | |
ケータイ型 | 780円/月 | 1,575円/月 |
・BOX型の利用には固定電話回線が必要です。
・通話料、電池代等は自己負担となります。
・事業の利用にあたっては、ご家族や地域の方等を協力員として登録していただきます。
老人日常生活用具給付等事業
高齢者が安心した生活を送るための防火に関する日常生活用具の給付、電話回線の貸与を行います。
対象者:市民税非課税の65歳以上のひとり暮らしまたは高齢者のみの世帯の方で、日常生活を営む能力の低下により防火等の配慮が必要な方。
給付等品目:下表のとおり。
区分 | 品目 |
給付 | 火災警報器、電磁調理器、電子レンジ |
貸与 | 老人用電話(回線) |
・基本使用料、通話料等は自己負担となります。
・給付等は現物支給で行い、機種の指定等はできません。
おでかけサービス事業
買い物、通院、介護予防事業への参加等にタクシーを利用する、移動に配慮が必要な高齢者に対し、タクシー券を交付します。
対象者:次のいずれかに該当する高齢者。
(1)市民税非課税の65歳以上のひとり暮らしまたは高齢者のみの世帯に属し、要介護認定に該当し、日常生活を営む能力の低下に伴い移動の配慮が必要な方。
(2)市が実施する総合事業通所型サービスの対象者で、市が必要と認める方。
交付内容:市内のタクシー会社で利用できる1枚500円の利用券を1月あたり4枚交付します。
介護用品支給事業
在宅生活の要介護者を介護している同一世帯の家族に対し、紙おむつ等を現物支給します。
対象者:在宅生活で紙おむつ等が必要な、要介護3、要介護4または要介護5の認定を受けた市民税非課税の方を介護している同一世帯の家族。
支給内容:1月あたり5,000円を上限として、紙おむつ、尿取りパッド、使い捨て手袋等を支給します。
家族介護慰労事業
在宅生活の要介護者を介護している同一世帯の家族の家族等に対し、慰労金を給付します。
対象者:市民税非課税世帯で、世帯において介護保険料の滞納がなく、要介護3、要介護4または要介護5の認定を受けた方を介護している同一世帯の家族等。
給付内容:1月あたり3,000円。
(注)1か月につき、通算して20日を超えて介護した場合が給付対象で、毎月の介護状況の確認書類の提出が必要です。
施設入所者在宅復帰支援事業
介護保険施設入所中の方が、自宅での生活が可能かどうかを判断するために、一時的に居宅介護サービスを利用する際にかかる費用の一部を助成し、在宅復帰を応援します。
助成内容:在宅復帰のための一時帰宅中に、以下の居宅介護サービスを利用する際の利用料の9割を助成します。
対象サービス:訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、通所介護、通所リハビリテーション、福祉用具貸与
お問い合わせ
阿蘇市地域包括支援センター
所在地:阿蘇市内牧976番地2(阿蘇保健福祉センター内)
電 話:0967-32-5122